2003年08月19日(火) |
生きてる人間が一番怖い |
毎日怖い話のログを読んでますが、ちらほら混じっている生きてる人間の悪意の話がめちゃ怖です。 まんじゅうこわいとは違うんで、悪意の念送ったりしないでください(笑)。
悪意じゃないんだけど、とても怖かったクリスマスの話。
結婚前のイブの夜、彼氏(現オット)の部屋でまたーりしていたところ、夜中の12時にドアチャイムが。 ぴんぽーんぴんぽーんぴんぽーん それに続いて女の声が。 「○○くん、開けて。いるんでしょ。開けてよ○○くん」 前の彼女だ。きゃあああああ。 とっさに居留守をつかう私たち。チャイムと呼び声は5分ほどでやんだ。 それでも用心して小声で会話していたが、そのうち彼氏が玄関ドア近くの冷蔵庫へビールをとりに行った。そーーーっと歩いて扉を開けビールを手にしたとたん、 ぴんぽーんぴんぽーんぴんぽry 「いるんでしょ。○○くん、○○くん」 ぎゃああああああああああ
結局2時ごろまで攻城戦は続いた。こういうときは得てして男のほうが弱い。凍死するかも、と言い出したので、部屋の外で二人で話をつけてもらった。その間、心の中で陰陽師の博雅のセリフがぐるぐる回っていた。泣いても恨んでも一度離れた人の心は戻らない。戻んないってば!
あのときが人生で一番怖かった。
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