本日ガス馬車の仲間が、指にとげを刺して帰ってきた。 ピンセットでつまもうとするも、奥に刺さっていて取れない。 おいらは、そこでカッターで指の皮をちょっと切って、とげを剥き出しにして、 それをつまむ、という方法を提案する。 皆は、そうするしかない、というが、そのガス馬車御者は嫌がる。 「いたそうじゃないか・・・」 と。 そこでおいらが一言。 「大丈夫。痛いのは最初のうちだけだから・・・」
一瞬の沈黙の後、ちょっと意味ありげな笑いが事務所内に響く。 そして、とくに姫の笑いが意味深だった。
あんた等・・・考えすぎじゃあ!!
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