2002年02月18日(月) むかつく

地方のガス馬車御者は、流しをしない。
車庫待機の順番待ちなのだ。
仕事の本数は限られているので、一回一回の仕事の大きさがその日の売上を左右する。
従って、順番の取り合いは凄惨を極める。
で、おいらが順番待ちをしていると、無線番が予約の仕事をおいらに渡す。
で、おいらは出発。ところが、途中で無線で呼び返される。
おいらの前に待っている人がいるというのだ。
おいらは、無線番が仕事を渡されたので、てっきりおいらの直前の喘息フィリピーナは仕事に出たと思っていた。
ところが、洗車場にいつのまにか移動していた奴は、順番を抜かされたことに怒り、無線番に食いついたらしいのだ。

ところが、無線番から再度無線が入り、やっぱり行ってくれ、という話になった。
まだ洗車が終わっていないから、やっぱり仕事に行ってくれ、ということだったのだ。

仕事から帰ってくると、喘息フィリピーナが待っていたかのように食いついてきた。

フィリピーナ「前に俺がいることに気づかなかったのか?」
おいら「さあ、もうとっくに仕事でていたとおもったんですが」
フィリピーナ「俺が洗車していることくらい知っているだろう。自分の番くらい覚えておけ!」

そういうと、奴は再び車の中に入っていった。
この男、元々事務所に上がってこない、孤独が好きな変わり者。
まともに相手をしているガス馬車御者は一人もいない。
おいらは唯一話し相手になっていたのだが・・・。

あの発言で、おいらは喘息フィリピーナを敵と認識(笑)

元々、順番を管理するのは無線番。おいらに文句の言うのは筋違い。
ましてや、洗車をしているから、仕事に行っていいよ、というのは、自分の番を放棄したのと同義。なのにおいらに文句を言うのはもっと筋違い。
しかも、おいらに『自分が仕事をいったか確認しておけ』というのは、おいらが喘息フィリピーナの行動を逐一チェックしておけ、ということ。
別に、おいらは奴の行動を見るために会社に来ているわけではない。
おいらは、攻撃モードに。
以後、奴は無視することに決定。
そんな、わけのわからんことを言われて、守れるかい!

自分の行動を人にチェックさせておいて、自分は管理していないくせに、順番抜かされて怒るのは論外。
もう一度、小学生から勉強しなおしてこい!


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彩葉 [MAIL]

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