今日は、土曜日。 土曜日というのは不思議なもので、一方の車庫は仕事は結構出るのだが、もう一方の仕事は出ない場合が多い。 で、その仕事の少ないほうの車庫というのは、当番で行くことになるのだが、そこに行く順番の人は、運としかいいようがない。 で、今日も相変わらずでなかった。 しかし、今日のガス馬車御者の反応は違った。 仕事はなかった。それでも、今までのガス馬車御者は、文句を言いつつも、でたらめな態度をする人はいなかった。 ところが、今日のガス馬車御者は…。
やっと仕事が出たと思ったら無線に出ない。 そして、いやいや仕事に行くと思ったら、上がる時無線番に一言。 「おかげさまで稼げませんでした」
そんな言い方あると思う? 仕事がないのは、お客が電話をよこさないからで、それは無線番のせいでも誰のせいでもない。 しいていうなら、営業活動を全くしない上層部の連中のせいであり、無線番のせいではないのだ。 にもかかわらず、無線番にそういうことをいうのは、筋違いであり、単なる八つ当たり。 これじゃあ、ガス馬車御者が雲助といわれても仕方ない。 こういうガス馬車御者は今すぐに辞めさせるべきだと、おいらは思った。 別に、このガス馬車御者はおいらと仲が悪いわけではない。 でも、人として間違ったことをして平然としている人間であれば、会社として何らかの手を講じなければならない。 それが下せないようであれば、会社は機能していないに等しい。 ガス馬車御者の横暴を許す上層部も、辞めさせるべきだと思った。
これも、昔のガス馬車御者の習慣なのかな。 協調性がなくて、売上の事ばかり気にして、お客を大切にしない。 まあ、昔はそれでも仕事はあったのだろうが、今はそんなことしている時代ではない。 社長が、このページを見ているなら(見ていないと思うけど)猛省を促したい。
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