本日、喘息フィリピーナ休み。 で、喘息フィリピーナといつも組んでいるごりさんがハゲの下に呼ばれる。 あのさあ・・・で始まるおせっかいな言葉。 それでも、今回は、きちっと所長らしく注意するのだろうと思った。 実はこのごりさんも、喘息フィリピーナに負けず劣らず、クレームが多いガス馬車御者だからだ。 このごりさんも
・お客に対する態度が悪い ・運転が荒い・・・というよりは速い
という男。 五十五歳にして、爆竹を鳴らして喜んだり、しだしべんとうをとったものの、御飯を全く食わずに、まずいといいながら突っ返したり・・・。 言動は非常に怪しい。少なくとも、き●がいのような感さえある。 例えば、工事信号での話。工事信号というのは、青に変わる約十秒前には、対面信号は赤になっている。そのため、おいらたちは先頭で信号待ちをしていれば、残り時間十秒ぐらいに出発してしまう。だが、それを普通のドライバーに求めるのだ。まだ、工事信号が赤なのに出発しない車に向かってビービークラクションを鳴らす。 また、本来3700円のメーターが出るはずの仕事を3400円くらいでやってしまう。実は、田んぼのあぜ道を通ったりとかしているので、通常通らないはずの道を通っているからこそ出るメーターなのだ。
1番の名言は、お客に天気のことを言われたときのこと。 「今日はあいにくの雨ですね…」 すると、このごりさん、 「俺のせいじゃねえ」
いや、まあ、そりゃそうだけどさ…。あんたの言うことは正しいよ。たしかに。でもね〜(^^;
まあ、他にもエピソードはいっぱいあるが、凄いガス馬車御者なのは間違いない。
そのごりさんを呼んだハゲは一言。 「喘息フィリピーナは、ガス馬車御者全員から嫌われているけど、ごりさんも奴と一緒に動くと、同類だと思われるから、一緒に行動しないほうがいいぞ」
そうじゃないだろう。 運転が駄目だったりしたら、それを注意すべきであり、人格を否定すべきではない。 確かに喘息フィリピーナは、一緒にいたくない男である。友達なのもごめんだ。話したくもない。 だが、上司と部下はビジネスライクに付き合うべきで、個人的な感情で部下と接するべきではない。 それを、自分の好悪の感情での評価を別の部下に話すのはどうかと思う。 やはり、はげは所長職には向かない・・・。 今日は痛切に思った。
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