明日から、こないガス馬車御者がいる。 やめたわけではないが、勤務地が変わるのだ。 大して愛着などない、といった感じの人だったが、なんか名残惜しそうに見ていた。 もともと、はげの独断による異動。自分が嫌いな人間を遠くにやってしまおう、という浅はかな考え。 そのあおりを食ったのが、喘息フィリピーナと彼。 喘息フィリピーナは嫌いだからうせろってかんじ。 でも、もう一人の人は、嫌いではなかった。
喘息フィリピーナがさり、『おじさん』がくる。 彼は、自分のことを『おじさん』とよぶ。六十代なのにおじさん(^^;
「おじさんは、そこにはいったことないので、無線での誘導をお願いします」 「異動しろ、ってことは、おじさんにやめろ、ということをいっているわけですか?」
彼の名言。 なんか、彼が厳しいことをいっても、一人称がおじさんだから、なんかほのぼの。 かれも、いっぱい話題を提供してくれるだろう。 たのしみ(^^
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