定時には帰れないこのつらさ。 結局、事務所にいることそのものが仕事なんだよね。
社長は、「仕事は自分で見つけてするものだ」という。 その考えには大いに賛同するところだ。 給料分しか仕事をしないのでは、その人間がいる意味がない。 そして、その程度の人間は、いくらでも挿げ替えが効く。 おいらはおいらの力を使って自分の居場所を確保する。 ただ、それを方法を間違えてしまうと、仕事の囲い込みになる。 自分の居場所を確保するために、自分の仕事の詳細をほかの人に知らしめない。 そうすることで仕事の独占、ひいては地位の確保を図る。
でも、おいらはそれを良しとしない。 それが生きる知恵であるといわれても、やっぱり首肯できない。 今望むのは、価値観が似ていて、業務に対しても同じ感覚を持つ同志。 人によって価値観はそれぞれだというけれど、業務に関してはひとつであるべき。 そして、その価値観を全うするための方法はさまざま。 その方法をしのぎを削って生み出す。
やっぱり仕事はこうでないと。 今の仕事は、なにかをしようとしても、倅がすべてを封じてしまう。 必要ない。いらない。そんなことは無意味だ。 その一言で切られてしまう。 検討したの? それを導入することでの業務効率のアップはみないの? 検討した結果の結論ならば、それも受け入れよう。 でも、日替わりじゃあ、ねえ。 昨日はいいっていって、今日はだめ。 最初から検討してだめっていえよ、それなら。 あんたは次期社長なんだよ。 軽々しく言葉を発するな。 あんたの言葉が会社という巨大な生物の動きになるんだよ。 いい加減、それに気づけ。
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今、新しい事業の発足に関わっているが、頼まれた作業をこなしているのみ。大筋は倅が握っている。 今日、倅について回っている人が言っていた。 「●●(事業名)はもう終わったって●●(倅の名前)が言ってたよー」 おいおい。終わったのかよ。 もっと検討する項目はいっぱいあるだろうに。 とはいえ、指摘しても憎まれるだけ。 ならば、指摘せずに懸案として自分の中で持っていよう。 倅がほかに問題があるか? といったときに提示すればよい。 事業がうまくいこうがうまくいくまいが、おいらはもうしらん。 忠告はしたのだ。忠告を聞かぬ倅が、いずれ来る問題にのたうって、やっと検討が必要であることに気づくだろう。
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今までは景気がよかった。どんぶり勘定でも事業は走った。原価計算のみで業務を組んでも、事業が成り立った。いやでやめても次が入ってきた。 けれど、今後はそうは行かない。 業界全体の老齢化が進んでいる。 それをどう切り抜けるか。 労働力が欠如しては、事業を走らせるのには致命的だ。 それに倅がいつ気づくか。
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事業を走らせているのは、人間なのだ。 そして、その人間たちは生活をしている。 その生活をかんがみずに事業計画の中に勝手に人を盛り込むのは、愚の骨頂だ。 労働力はロボットではない。 倅がそこに気づくまではこの会社は冬の時代だ。
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話関係ないですけど、WS8買いましたー。 楽しみ♪
----------------------- 追記
取締役、来ました。 本当にお使いのみの用事だったので、こちらも倅と社長に対するお使いを取締役に頼みました。 どの程度こなしてくるか楽しみです。
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