2004年10月19日(火) 主任

なんだかしらんけど、名刺を新しく作れという。
名前の左側に「運行管理者」「主任」の文字を入れろ、とのこと。
一応、昇格したんでしょうか。
昇格したくなかったんですが。
ま、どっちみち権限はない役職だしね。
役職手当がつくのかな? いや、つかないだろうな。
形だけの主任だもん。
何を主に任されているのかわかりゃしない。

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主任といえば、やっぱりイメージが強いのが、前のいんちきSE会社で、直属の上司となったIさん。
彼にビジネスマンの厳しさを教わった。

・自分の作業について、わからないことをわからないまま作業するな
・たとえ事業がだめでも、誰がどの部分から見ても非がないような仕事をしろ
・報告、連絡、相談は必ず行え
・作業は、前倒しして行え
・作業は、お客様からの要望がわからない場合には、考えられるすべてのケースを想定して行え
・作業は計画を立てて行え
・作業に取り掛かる前に、項目をピックアップし、作業スケジュールを綿密に練れ(仕事とは、4/5がスケジューリングだ)
・作業が発生した場合には、必ず懸案を示し、その上で自分なりの解決方法を持て
・作業は目的の方向付けをしっかりして行え

三年間で彼から学んだのはこれらのこと。
ひょっとしたら書き忘れがあるかもしれないけど。

どうも、Iさんはおいらのことが人間的に嫌いだったみたい。
実はおいらも嫌いでした。
おいらという人間は、言われたことがすぐにできない人間。
言われたことを噛み砕き、理解し、納得することで本来の作業の成果を1.5で返すタイプ。
つまり、行動に時間がかかる。
それが、彼からすれば理解できなかったらしい。
「君は、できる人間なのかできない人間なのか、俺にはわからない」
面と向かってこういわれた人間はおいら以外にはあまりいないでしょう。
彼は、言われたことをすぐにやって、1.0を返して見せる人間のほうに評価をおいていた。
なので、おいらという人間はおそらく無能に映ったに違いない。
おいらも納期までには納めていたけどね。
理解してからは早いが、理解するまでに時間のかかるおいらという人間は、彼から見ればはらはらどきどきものだったのだろう。

おいらからしてみれば、説明をじっくりしてもらいたいのだが、彼はおいらに方法のみを指示し、目的をはっきりと示さなかった。
彼は前回の指摘と違うところを指摘して、やり直しを要求した。
それがおいらにしてみれば理解できなかった。
それがおいらにストレスをため、食に走らせた。

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今はっきりいえるのは、彼はできる人だったということ。
彼に教わったビジネスマンとしてのノウハウは、今のおいらに確かに根付いている。
そして、それがあるからこそ、今のおいらがある。

おそらく、会っても相変わらずいやだという感覚しかないだろう。
けれど、いつか彼にあって、御礼は言いたいという気持ちは常にある。

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上記の内容は、おそらく大企業から末端の零細企業まで、どこをとってもできている人は非常に少ないだろう。
基本だ。
基本なのだ。
しかし、その基本すらできていない社会人が多すぎるのだ。
おいらもできていない。ほかの人よりましだと思うのは、まだしようとして意識をしているところだが、大差は……(^^;

能書きはいい。自己主張もいい。
しかし、仕事をするということは、そういうことなのだ。
おそらく、おいらの下に部下がきたらきつい上司になることだろう。
でも、ヒラがいいな。


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彩葉 [MAIL]

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