すべからく、とまではいかないが、ヒーローもの好きの男の子は多い。ルンバもご多分に漏れないようだ。
ただし、わが家ではまだヒーローもののビデオやテレビ番組をルンバに見せてはいない。別に意識しているわけじゃないけれど、いつもルンバがテレビを見るような時間帯に、それらの番組がやっていないのである。
そんなルンバのヒーロー。それは「忍者」なのだった。
3月6日の日記に書いたが、保育園で上のクラスの子どもたちが見せてくれた忍者の劇にハマッてしまったルンバ。以来、しょっちゅう忍者になりきっているのである。
足をガッと開き、手を前に突き出して、ポーズを決める。彼の中では相当かっこいいポーズを決めているつもりのようだが、客観的に見ると張り手をしている相撲取りのようである。そして決め台詞。
「いんじゃ(忍者)、だーっ!」
……。 夫曰く、 「自分から忍者だ!と名乗る忍者がいるか! もっと忍べ!」。 ごもっともで。
ちなみに、ルンバの中では鬼も忍者と同じような位置づけであり、しょっちゅう 「おにだぞ〜!」 と私に向かってすごんで見せているのだった。
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