わんぱくルンバの冒険日記

2003年03月24日(月) イタイの飛んでけ!

 保育園に行くと、クラスの女の子が頭をぶつけてしまったとかで、エンエン泣いているところだった。なぐさめていた先生、ふと、ぶつかった相手の男の子に向かって、

「ようし、じゃあ、いたいのいたいの、Rくんに飛んでけ!」
 するとRくん、
「いたたたたた!」
 とひっくり返って大げさに痛がる演技。

 先生は教室にいる子どもたちに順々に
「いたいの○ちゃんに飛んでけ!」
 と飛ばし始めた。
 子どもたちが次々に
「いたたたた!」
 と転がり出す。

 そのやり取りを見ていたルンバ、先生の顔をジッと見つめ、目をキラキラさせながら「はやく、ぼくにも飛ばして!」とでも言わんばかりに自分の番を待つ。

「おっ、あそこに待っている人がいるぞ。じゃあ、ルンバくんに飛んでけ!」
「いたたたたた!」
 転がって大げさに痛がるルンバ。

 そして彼は、そのやり取りがいたく気に入ってしまったのだった。

 以来、ルンバは家でもちょっと痛いことがあるとすぐ、
「ママ、とんでけ!」
 と私に飛ばす。私が
「いたたたたた!」
 と転げ回るとうらやましくなり、
「ルンバくん、とんでけ、して!」
 と催促して、結局自分のところに痛いのを戻してしまうのだった。


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