わんぱくルンバの冒険日記

2003年04月20日(日) サッカー観戦

 1泊で静岡に行ってきた。静岡スタジアム エコパで19日に行われた清水エスパルスvsジュビロ磐田の試合を見に行ってきたのである。

 いつもより早起きの朝となったが、ルンバはご機嫌だ。なんといっても、駅の構内に並ぶ、たくさんの新幹線を見れたから。それはもう大興奮で、
「あっ、しんかんせん! こっちも しんかんせん! ばいばーい! あっ、またきた!」
 てな具合で、出発までの時間、食い入るように新幹線の数々を見つめ、一緒に写真撮影。乗り込んでからも新幹線とすれ違うたびに
「しんかんせん!」
 と声を上げ、
「えき とうちゃく?」
 などと言いながら、車窓から見える風景を楽しんでいた。

 前にルンバと新幹線に乗ったのは、1歳の時だったか。あの時は、ルンバがジッとしていられなくて、ぐずってしまい、大変な思いをした。それが今回はどうだろう。おしゃべりに夢中なあまり、声のボリュームが上がり過ぎることはあれど、機嫌良く座ってくれている。2歳になると、こんなに違うものなんだな。

 無事に目的地である掛川に到着し、シャトルバスに乗ってスタジアムへ。入口にチームマスコットのパルちゃんがいて、子どもたちと写真を撮ったり、握手をしたりしている。早速ルンバもパルちゃんのもとへ。ギュッと抱きしめてもらったり、一緒に写真を撮ったりして、すっかりパルちゃんの虜だ。その場を離れてからも、
「ぱるちゃん、ぱるちゃん」
 と言い続けていた。

 スタジアムの中ではまたまた興奮。
「サッカー? ゴール!」
 とはしゃぎ、ゲーム中はもちろんメガホン片手にエスパルスを応援。もっとも、2時間前から会場にいたので疲れてしまったルンバは、前半は私の膝で爆睡していたのだが。

 観戦時はノブ両親も一緒だった。現地で合流したのである。試合は残念な結果に終わり、ガックリだったが、ルンバにとってはおじいちゃん、おばあちゃんにも会えて楽しい時間だったようだ。

 スタジアムからシャトルバス乗り場まで移動する間、ルンバは私とおじいちゃんの手をしっかり握り、ちゃんと歩いていた。その姿を見て、
「以前は手をつないでおとなしく歩いたりしなくて、どこに行っちゃうかわからなかったのに」
 と驚く父と母。確かにずいぶんと成長したものである。

 掛川駅に戻ると、父と母はそのまま帰途へ。私たち家族は現地に泊まることにしていたので、ホテルに向かった。この週末、掛川はこのJリーグの試合やマラソンなどイベントが重なっていたようで、ホテルはどこもいっぱいだった。ようやく予約できたホテルは寝られればいいやと選んだビジネスホテルだったが、ルンバはそれでも嬉しかったらしい。疲れてベッドに転がる父と母をよそに、ダブルベッドの上を飛び跳ねて、はしゃぎまくっていた。

 夕食は掛川グランドホテル最上階にある中華料理店で、ちょっとぜいたくに。しかし料理が油っこかったのと、オーダーのし過ぎで、喉元まで食べ物が詰まっているくらいに苦しい状態に。ルンバはと言えば、蟹みそのクリーム和えビーフン入り(だっけ?)という料理がいたくお気に召して、バクバクとそれを平らげ、すっかり満足した様子だった。

 翌日はのんびりホテルを出て、帰途に着いた。ルンバは再度、新幹線に興奮。特にどこを観光したわけではなかったが、楽しい旅行になったようで何よりである。


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