わんぱくルンバの冒険日記

2003年04月25日(金) 拒否

 朝の出来事。登園途中、保育園の建物が見え始めた途端に、ルンバが
「しぇんしぇー、いや〜!」
 と騒ぎだした。

 保育園の前に着くと、
「しぇんしぇー、いや! ほいくえん、いやー!」
 とますます激しく泣き始める。

 抱っこして教室まで連れて行くと、さらに泣く。先生の顔を見てまた泣く。「行ってくるね」と声をかけると、私にしがみついて、
「やだ〜! ママといく〜!」。

 私も泣きそうになってしまった。

 ルンバがこんな風に保育園を嫌がって、私と帰りたがったのは、入園以来初めてのことだ。これまでは、進級による新しい環境になじめなくて、ぐずっているだけなのだと思っていたけれど、もしかして本当に保育園や先生が嫌になってしまったのだろうか。不安が頭をよぎる。ルンバの泣き声を背中越しに聞きながら、保育園を後にした。

 連絡帳によると、私が保育園を出た後は、おたまじゃくしを見て機嫌が直ったらしい。次はバケツを持ってアリ探しに仲間入りし、
「ルンバくんにも、ありさん、とって〜」
 とずっと言い続け、先生がバケツに入れてくれると、
「ありがと」
 とお礼を言っていたのだそうだ。昼間は楽しく遊べたようで、とりあえずホッとする。

 お迎えに行ったら、園児たちが集合しているホールにルンバはおらず、帰り支度をしているクラスメートの子やママたちと一緒に、自分の教室にいた。私の顔を見て「ママ〜!」と教室を飛び出してくると、
「ほーる、やなの。ほーる、いかないの」
 と言う。

 ホールには2〜5歳クラスの子どもたちが集まって、一緒に遊んでいる。1歳クラスの時は、同じクラスの子だけか、加わっても0歳クラスの赤ちゃんがいたくらいだったので、割と自分のペースで遊びやすかったのだろう。いまは幅広い年齢の子たちが一緒にいる分、思い通りにいかないことが多いのかもしれない。そういう環境に慣れないのも、4月からのグズグズの一因なのかな。

 しかし、確かに「じゃましないで」とか「だめ」とか言われることはあるかもしれないが、上のクラスの子たち、特に女の子たちは、ルンバのこと、すごく可愛がってくれていると感じるんだけどな。来週は機嫌よく保育園に行けますように。


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