週末、ルンバはアスファルトで転んで、腕にすり傷をつくった。いまはもう治りかけているが、かさぶたがあるので気になるらしい。
夜、夫からかかってきた電話に出たルンバ、 「ルンバくんね、オニにガオーッってやられたの。いたかったの」 と話しだした。どうやらルンバのなかでは、このキズは鬼にやられたことになっているらしい。 そしておもむろに受話器をキズにあて、 「パパ、みてみて! ルンバくん、いたかったの」。
受話器をあてれば、相手に見えると思っているらしいのだった。 子どもの発想って、つくづく面白いなあ。
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