わんぱくルンバの冒険日記

2003年07月08日(火) オムツはいつ外れるか?(21)

 今日は保育園のお迎えに取材先から直行。自宅への帰途、タクシーを使おうかとも思ったけれど、ルンバが歩きたそうだったので、ちょっと遠回りしてバス停まで歩いてみることにした。
「バスに乗るよ」
 と言うと、ルンバは目を輝かせ、
「何色のバスかな〜♪」
 と言いながら、ノリノリで歩く。

 テクテクとひたすら歩くこと約20分。あともう少しでバス停に着く、というところで、ルンバが突然ハッとした顔で立ち止まり、股間を押さえた。もらしたか?と思いチェックしてみると、まだ出ていない。そして、
「ルンバくん、おしっこ〜」
 と悲痛な声を上げる。

 そ、そんなこと言われても、よりによってこんな場所で〜〜。焦りながら、茂みを探して駆け込んだ。仕方がない、ここで用を足してもらうしかないぞ!
 パンツを下げ、立ったままの姿勢で、
「おしっこしていいよ」
 と声をかける。
 トイレでは立ったまましたこともあるルンバだが、屋外での立ち○ョンはもちろん初体験。最初はとまどっていたみたいだけど、やがて腹をくくったのか、チー…とやり始めた。出る出る、相当我慢していたに違いない。

 なんとか事無きを得て、無事にバス停にたどり着き、ようやく家にたどり着いたのは、園を出てから1時間以上後のこと。つ、疲れた……。

 ルンバが事前に尿意を申告してくれたことに気を良くした私は、帰宅後にもう一度、
「またおしっこしたくなったら教えてね」
 と言い聞かせ、ルンバの様子を見ることに。外でしてから約2時間、そろそろ出るだろう…と思いトイレに誘うも、出ない!と拒否される。その直後。

「あっ」とルンバが短い叫びを上げ、ニヤリと笑う。
 さ、さては! こんにゃろ〜〜〜!
 案の定、ルンバの足もとには小さな湖ができていた。

 どうやらルンバは、「外ではおもらしをしたくない、してはいけない」と思っているらしく、外出先でのほうが上手にトイレを教えられるようだ。ということは、家では漏らしてもOK!と思っているのか、オマエ〜〜! 保育園の先生にも、「きっと出る感覚はわかっているんですよね」と言われた。家でもトイレ以外ではおしっこしちゃいけないと覚醒してくれる日を待つばかりである。

           * * * * *

 今日は午前中、園庭で七夕飾りの笹燃やしがあった。帰宅後、ルンバが
「ほいくえんで けむし みたの」
 と言うので、ゲゲッ、毛虫?!と思いつつ、よくよく聞いてみたら、笹を燃やした「けむり」を見たという話だった。そりゃ大きな違いだよ。


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