ある漫画家の池袋線日記...ばて

 

 

映画めも - 2009年05月18日(月)

『東京タワー』
この物語は、連続ドラマ(速水もこみち−主人公、倍賞美津子−おかん、香椎由宇−主人公の彼女)、二時間ドラマ(大泉洋、田中裕子、広末涼子)、映画(オダギリジョー、希木々りん、内田也々子−おかんの若い頃、松たか子)と三つのバージョンがあって全部見させてもらった。

別にそんなに面白い物語だとは思わなかったが、それぞれすごく入り込んで観てしまったのは、子供と母の関係を描いた泣けるドラマが他に無いというのが原因だろうか。

中でも良かったのは、二時間ドラマの田中裕子の綺麗なおかあさんっぷりと、映画の内田也々子の存在感。

どちらも、涙が出るほどいい感じ。

こんないい女がこの世の中にいるんだなと思ってしまうほど、とか言うと入り込みすぎとか言われてしまうんだろうか。



『普通じゃない』

社長の娘を誘拐をしたが、主人公と誘拐した彼女が共謀して身代金を要求する。
いろいろな困難が生じるが、それを二人で乗り越えていくうちに、二人の間に愛が生まれ始めるという物語のアイデアは面白いと思う。

しかし、物語り全体も、一つ一つのシーンも、しっかり考えて作られていない。

ただ『スラムドッグ$ミリオネア』を撮った監督のデビュー作というだけで終わっているような気がする。




『エンド・オブ・バイオレンス』
話がよくわからないまま観てしまった。
ストーリーよりテーマが先行しているので、物語を追いきれなかったんだと思う。
ビム・ベンダースの作る物語は、他の人とは作り方の根本が違うので、観方を間違えてしまうことがあるんだと思う。


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