★悠悠自適な日記☆
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2002年06月18日(火) 新しいスタートを誓い合った日

 日本VSトルコ、1−0で敗北してしまいました。超悪天候のせいもあってか、せっかくのチャンスを逃してしまうことが多かったり、呼吸が合わなくなったりしてしまったのがとても残念に思いました。決勝トーナメントに出場し、互角に戦えた事だけでもすごい、だけど、互角に戦えるのだから勝てたんじゃないかという2つの気持ちが自分のなかでせめぎあってすぐに負けを受け入れる事ができませんでした。家に帰ってテレビをつけて、サポーターが「ありがと日本!」と叫んでいるのを見ると、自然と涙があふれてきました。

 負けたことはすごく悔しいですが、私が悲しいと思ったのは、もうこのメンバーでのプレーが観られないということです。勝っても負けてもいずれその日がおとずれるのですが、でも、もう少しだけ観続けていたいと思っていました。今までサッカーにあまり興味を示さなかったのですが、鈴木選手をはじめ、日本代表のメンバーを本当に好きだと思いました。ボールに対する執着心とか、私にはすごく刺激的で、何か大切なモノを与えられた気がしました。「本当にありがと日本!」です。

 次は4年後です。私は21歳になっています。今度は私と同世代の選手が前に出てくる時代となります。今回の代表選手の何人が次まで残っているのでしょうか?今好きな人が観られなかったりするのはすごく悲しくて、そしていずれその人を忘れていってしまうことが怖くて、その為に時々自分が大人になっていくことを拒んでしまう時があります。今もその気持ちです。だけど、今4年後のドイツ緑のフィールドを目指している私と同世代の人間がいる様に、私も新しい道を歩き始めなければなりません。進学とか、成績とか、上手くいかないことばかりな毎日。明日からはもっと前を、未来というボールを睨みつけてかかりたいと思います。


嶋子 |MAILHomePage

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