ダメダメちゃむ日記
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元教え子が死んだ。交通事故だそうだ。夕方通夜に行く。 頭が混乱しているので、今日は突っ込みアップする余裕がないと思います。すみません。 「少年A矯正2500日全記録」と「13歳のハローワーク」と「死の壁」と「なぜ生きる」を整理していた時に電話が鳴った。
書き終えた途端に嗚咽があふれてきた。泣いた。 全国紙には載っていなかった。地方紙のHPにもアップされていなかったので、近所の新聞販売店に歩いて朝刊を買いに行った。110円をポストに入れて、新聞を片手に泣きながら帰ってきた。周囲なんか見えなかった。 まだ18歳じゃないか!! やっと就職したばかりじゃないか!! まだ初任給ももらっていないじゃないか!! これからじゃないか!! 見開きで躍る邦人解放の「朗報」の下、見出しが2行記事が15行。 同じいのち。でも異なるいのち。 記事の大きさと遺された者の哀しみはイコールではない。 くやしい。くやしい。くやしい。くやしい。 18歳の自損事故。 たったひとつのキミのいのち。 かなしい。かなしい。かなしい。かなしい。
キミの死を報せる記事の横にもうひとつ小さな事件が載っていた。夕べ当直だったダーリンがまだ帰ってこないのも、今朝電話がなかったのも、そのいのちを守るためだったんだね。 署員の皆さん、もうひとつのいのちをどうか守ってください。(追記:無事保護されたそうです)
キミのいのちを、私たちは決して無駄にしない。私たちはそれぞれの学校で、それぞれの生徒たちに語るだろう。キミのいのちを。そしてキミの死を。生きていることの大切さを。 それでもキミはかえってこない。 それが死。
「もうレンジャー辞めます。今までありがとうございました」って、一言コメントをくれた方へ。 あなたが誰だか私にはわかりません。レンジャー辞めたいというあなたを止める術は私にはありません。止める権利もありません。 でも! どうか生きることだけはやめないでください。 生きることは本当につらく苦しいことばかりかもしれません。 それでも、生きてください<(_ _)> 勝手なこと言ってごめんなさい。でも死なないでください。それだけでいいですから。
私が18才の春に親父は交通事故で死んだ。 朝起こされたていきなり「死んだ」って聞かされた。「へぇ」って思って起きて、トイレで1人で泣いた。 轢き逃げだったって聞いたけど、別に何とも思わなくて、躁鬱でアル中だった親父が他人を巻き添えにしなかったことがせめてもの救いだった。存分に被害者意識だけで哀しむことができた。頭部をちょこっとかすっただけで顔は無傷だった。「そのくらいで死ぬか!?」ってくらいに、奇跡的に打ち所が悪かったそうだ。不審死だったから解剖されたらしい。死に顔しか見なかったけど、それはそれでちょっと哀しかった。
泣いて泣いて泣いて、さっきダーリンに電話した。当直してた管轄内の事故だった。「卒業生だった」って話して、ちょっとだけ様子聞いた。泣けた。 交通安全運動延長期間中に管内で死亡事故が起こったから、パトカーで事故現場行って、今交通パトロールしてるんだってダーリンは言った。 そう、だから取り締まりするんだよ!? 反則金が欲しいから違反切符切るんじゃないんだよ! 一般市民の皆さんが事故を起こさないように、被害に遭わないように、みんなのいのちを守るために取り締まりしてるんだよ、K察は!!( iдi ) ハウー スピード出すな! シートベルトしてくれ! 飲んだら乗るな! 交通法規守れ! 自分と同乗者と対向車と歩行者のいのちを守ってくれぇ! それは運転する者の義務であり責任なんだよ! それを守って欲しいから、朝は早よから夜は遅くまで、文句言われながらK察は取り締まりやってるんだよ!!(T-T)ダラダラ(T^T)ズルズル−!
お通夜に行ってきました。 たくさんの卒業生たちがそれぞれの高校の制服で集まって、涙雨のお通夜でした。 お導師様のお経とお説法が心に沁みました。 帰宅したら、長女が「あ、永泉さんの匂いがする」と言いました。今夜のお香は黒方だったのかな。甘くて哀しい香りだったよ。 朝から取り乱してしまい、お客様にご心配をお掛けしてすみませんでした。 でも、S・Tくんを無駄死にさせたくなかったので、敢えて感情の高ぶるままに書かせていただきました。 S・Tくんはごくごく平凡な、ちょっぴり間抜けないいヤツでした。 彼のいのちをしっかりと刻みつけたかったのです。 見守ってくださった皆さん、ありがとうございました。
車は走る凶器です。 どうか安全運転をお願いします。
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