ダメダメちゃむ日記
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2004年07月19日(月) 丈夫でない私

自治会のお祭り、サークル会議打ち合わせから、ちょっとハイテンションになっていた。
記憶障害なのだろうか?
もう6月がどんなに苦しかったのかも、7月当初の気持ちも完全に忘れている。
病休を取っている自覚もなく、病気がよくなったかのようなすがすがしい気持ちになっていた。
そして、自分で「作ります」と言い出した平成15年版働く女性の実情(概要)女性労働白書のプリント34枚の前で頭を抱える自分がいた。部長に郵送してまとめてもらうよう頼もうかと迷っている。
「自分らしさ」とは何なのだろう?
「私」とはどんな人間なのだろう?
ジェンダー・フリー系の絵本「せかいいち大きな女の子のものがたり」(品切れ取り寄せ不可)や「アリーテ姫の冒険」をネット注文しながら、「私」は何をどうしたいのか、ちょっと混乱している。

ずっと「大丈夫」をキーワードにHPをいじってきた。
元々は仮面ライダークウガの五代くんの口癖だった言葉だ。
では、「私」は?
私は本当に「大丈夫!(#^ー゜)b」になりたいのか?
私は……うつ病だから、きっともっとずっとかなり長い時間を「大」の「丈夫」には生活できないだろう。
「それでは……いけないのか?」
と自分に問い掛け始めた「私」がいる。
私はうつ病というハンディを持っている。
職場と家族と周囲の理解と支援がなければ、その病気はただの障害だ。
しかし、そこに理解と支援があれば、それこそが私の「個性」となり、私にしかできない教育ができるのではないだろうか?
私は37才までセルフ・エスティームを持っていなかった。
セルフ・エスティームを持てないつらさと、
自己否定する痛みと切なさと、
マイノリティの孤独を知っている。
メディア・リテラシーの人権学習を授業の一環として取り上げたことで、担任の先生方からジェンダー・バッシングを受け、病休を取り、
管理職の「ご好意」から自分の意志でない休職を取る羽目になり、
メンタル休職明けの観察期間が如何に苦しいものであるかを知っているではないか?
「大丈夫じゃない」からこそ体験した痛みと怒りを、
「生きる力」にしていこうと試行錯誤し、もがき苦しんでいる魂こそ、
本当の、本来の「私」ではないのだろうか?

まだよくわからないので、ゆっくり考えよう。
病休はあと2週間あるのだから。
私は「これからの自分自身の人生」を生きていくのだから。


ちゃむ |MAILHomePage

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