ダメダメちゃむ日記
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実は先週の金曜日に、ダーは用事があってたまたま実家に帰ったのです。 あいかわらずのものぐさ生活をダラダラ続けている義兄が隠してきた とんでもない事実を二つ初めて聞いて、ダー立腹のあまり、私に八つ当たり大喧嘩勃発しました。 確かに、私も悪いこと(ちょっと嘘入り)しましたけど、 そこまで罵倒されるほどのことをしたわけではなく、 泣きながら口答えしました。 その後、いろいろと話を聞いて、私自身もいろんな人に呆れることしきり。 「でも、だからと言って、あなたの個人的なトラウマを私に重ねて八つ当たりはしないで」 と懇願しました。 メンタル患者はぶつけられた言葉を100%丸呑みしてしまうので、 言葉の暴力から逃れる術をもたないのです。<私は、ですが
義兄についてはもう不平不満を超えて、人間として軽蔑心しかもてません。 義父も義弟も同じく。 本当にダーが可哀想で仕方がありません。 あれが実の家族だというのが、ダー最大の不幸であり、 同情することさえできないほどの不運としか言いようがありません。
義姉(長女)のお連れ合い様が今日亡くなりました。
義兄(長男)は無職でぶらぶらしているので、 ずっと看病に通う義姉を車で送り迎えしていたそうです。 そして、 「ちゃむちゃんに心配掛けるといけないから、ダー(仮名)には言わないで」 という義姉の配慮する言葉を鵜呑みにして、 「あと10日もつかどうか」 の状態まで、電話連絡の一つさえよこさなかったのです。 もちろん、義弟(三男)夫婦にも連絡なしです。 偶然ダーが軽トラを借りに金曜日に実家に帰らなければ、 訃報を聞く瞬間まで私たちは何も知らされないままだったでしょう。 考えなしの義兄にはほとほと愛想が尽きました。
日曜日にようやく私たちは娘を連れてお見舞いに行けました。 「おじちゃんが病気で入院しているからお見舞いに行こう」とだけ告げて。 すっかり痩せて、黄疸が出て、弱りきった状態だった彼は、 多分モルヒネのおかげで痛みにうめくこともなく、 意識のある状態で、成長した娘たちと、病気ながらも元気に生きて働いている私の姿をお見せすることができました。 掛ける言葉すら見つかりませんでした。 これが最期のお別れだということもわかりました。そして、次女に 「バイバイ、またね」 と挨拶をさせました。
今日の午後、ダーから携帯が入りました。 彼が亡くなったそうです。 これまで、たくさんのご心配をお掛けしてきた義姉夫婦へ、 せめて礼を尽くせたなんて、結局自己満足に過ぎませんが、 無口で誠実に生きた彼の死を悼み、心よりご冥福をお祈りします。
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