夢見る汗牛充棟
DiaryINDEXpastwill


2001年12月04日(火) 阿羅漢

【阿羅漢】=【南北少林】 1985年

嵩山少林寺の僧 智北役

【少林小子】で叔父のアールン役だった人(フー・チェン・チァン)が
南の少林寺の智南役でした。

敵討ちもの。一応、シリアス度高め。
智北君は、鼻歌混じりに嬉しそうに蛇の皮剥いて開いて蒲焼を
こさえてました。あーみーだーふぁー。…ええんかい?
先生もみんなで嬉々として喰ってました。駄目じゃん。
今回も女装あり。腰をくねらせて歩く姿に思わず目頭があつく
なりました。

いろいろあるけど、最後は大円団。正義は勝つ。
でも、智北君はもともと婚約者だった、好きな娘さんを智南君に
譲って嵩山少林寺へ帰って行きましたとさ。
この頃からストイックでやせがまんなイメージですね。
(帰ったら壁面三年の続きだよな。)
恋心を隠さない智南君の真っ直ぐな感じがいい、です。
恋するおばかちゃんって感じで可愛い。

この話では、師匠が美味しいところ攫ってました。
大師、というさらに上の人も、強くてかこよかった。
少林寺の僧が出てくる話は、武術がかっこよくて、酔いしれる。

この手の映画見てると。
「あ〜み〜た〜ふぁ〜」と「しぇんざい しぇんざい」と
「しゃー!!」だけは聞き慣れるなぁ、と思った。

香港映画では「やっ にー さん」と「うぇい」かなぁ。


恵 |MAIL