夢見る汗牛充棟
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●『キノの旅�機銑検戞〇�雨沢恵一(電撃) ●『キノの旅�后� 〜一応言っとく―さよなら〜 キノとエルメスの旅の物語。短編連作。 二人がいろんな国を淡々と巡ってゆく。 キノはマレビトというか、来訪神みたいなものかなと思う。 神が主役だから、淡々としているのかな。 キノはもてなされればそれを受け、仕打ちを受ければ仕返しをする。 超越者な雰囲気。キノを迎える国の人々が右往左往してます。 人々は人間で。キノは人間の喜怒哀楽をただその身に貯めて ごちそうさま、と次の国に向かう。 初めて�気鯑匹鵑聖�、小説なんかな?これ、と少し悩んだ。 『新感覚ノベルズ』という所以なのか。世界と国の人々の 描かれ方は、余計なものを省いて、一点を凝縮した純粋な結晶。 それらは全て思い当たるけれども、どこか違う。 時に愛しく、時に酷く醜く惨たらしい。それは、すべて返せば 己に内在するもの。で、うう、嫌だな…とか思う。 それがすべてじゃないよ、と反論したくなる。 キノの視点に立って読むのは、私には難しい。
旅人は旅人でしかないので決してそこに住み続ける人間の 固有の思いを共有できないだろう。 旅人にできることは、わかった気になること、それにより 一方的に何らかの連帯感あるいは想いをいただく事。 ただ、それにつきます。…個人的な意見。 冷たいけど、でも、これはこれで、好きなんだけどね。
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