夢見る汗牛充棟
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だからね。いかに君が美形で、愛らしくって、品があって、 メープルシロップみたいに とろけそうなお嬢さんでも(身内贔屓) 一晩に五回叩き起こされた暁には、 『ちょっと踏んづけても いいかな…手加減すれば…』 とか思ったよ。すまんかった。
つーか 年をとって不精になったと思うよ?君は。 自分でドアを開けることをすっかりやめて、その代わりと 言っちゃなんだが、両手でガシガシと扉を掻き毟れば、わしが 目を覚まして君の為にドアを開けるということを、すっかり完璧に 学習したんだよな、君は。がっでむ。
君以外のものがわしの眠りを妨げようもんなら、血の雨が降り、 破壊神が降臨する こと疑いないのだ。 実際、いくつの目覚まし時計が、あたら若い命を散らしたことか(ほろり) でも、君は特別だ。これからも、心ゆくまでわしの眠りを妨げるがいい。 血の涙を滂沱と流しつつ 常に寝台から這い出してくる 阿保まる出しな わしが、そこにはいるだろう。 でもなんで、起床時間には決して起こしてくれないんだろう、君は?
君のおかげで、そんな時、3秒で眠りに再突入できるようになった。 よくぞ、ここまで訓練してくれた。君がわしに ご褒美としてくれる、 『かまって』 と 『ごろごろ撫でて』 と 『ここ掻いて』 と 『飯よこせ』 の為に、わしはつい自律心を失い君に尽くしてしまうのだ。
見ててくれ。 次は、睡眠状態でドアを開け閉めできるようになるべく 努力する所存だ。
久しぶりにすんごい雨だった。合羽着ててもぐしょぐしょになった。 顔に水がぶちあたって前が見えないし、雨水は美味しくないし>< でも、なかなか楽しく愉快であった。…この感覚は自動車の人には わかってもらえないらしく。やせ我慢してる、と言われるのがちょと とほほだ。ん。確かにやせ我慢も入ってるかもしんないね。
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