夢見る汗牛充棟
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2003年04月16日(水) 戦場のピアニストをやっと見た

【戦場のピアニスト】

見たい見たいと思いつつ見に行ってなかった【戦場のピアニスト】
今週の金曜日に上映終了だったので、慌てて女性の日を狙って、
見に行ってきた。
つーか、初日の【ネメシスS.T.�勝曚茲蠅�客の数が多かった。
なんとなくショックだった。哀れだなぁ。
役者さんはすごい。
なんちゅうか、憂いのたゆたう目に溺れそうな気分だ。ぶくぶく…。

想像のピアノを弾くところや、隣の会話に耳をそばだてて、忍び笑う
ところや、窓から外を見ているところなど、印象的。

全体的に、淡々として静かな印象でした。無残で、凄惨だけど。
人が虫のように殺されるシーンとか、静かで淡々としているだけに
怖かった。
それでも、この人は音楽が一筋の光明のように、胸にいつもさしていた
からまだましだったのか。それがない人は、耐えられるんだろうか、
と思った。

やっぱり芸術には不思議な力があるんだ、と思う反面。
この手の映画は散々作られてきて、どれだけ多くの人々が見ているかも
しれないが、それでも世界平和は実現しない。
これを見て泣く事が、人にとってどれほどの意味があるのだろう、とも
思った。

【シンドラーのリスト】を見たときは、人の生命ほど安い値打ちのない
ものはない、のだということを痛感した。
「このバッヂを売れば、あと何人のユダヤ人を助けることができた。」
というような台詞がものすごく印象に残っている。

これは、なんだろう。
ままならない世の中に、それでもいろんな人間が暮していた。
…ってことなのか。


恵 |MAIL