夢見る汗牛充棟
DiaryINDEXpastwill


2006年08月04日(金) ※ 私的メモ 雄略天皇


参考:大雑把な年表:
【雄略天皇】
第21代天皇で5世紀末頃在位。
大長谷若健命(古事記)・大泊瀬幼武尊(日本書紀)
【おおはつせ(の)わかたけのみこと】と読む。

そこはかとなくお茶目なエピソードもあるが、基本的には
肩で風切って流血大路を行く苛烈な方のよう。
なんつっても戦果多し。


【戦果】



1.眉輪王(まよわのおおきみ)(「記」では目弱の王)

眉輪王は大草香皇子の息子。
母さん再婚につき安康天皇の連れ子になった。
大草香皇子は安康天皇の誤解で罪無く殺されたので、眉輪王から見ると、
安康天皇は父さん殺して母さんとった憎い奴になる。
んで、眉輪王は安康天皇を刺し殺した。

大草香皇子は仁徳天皇と日向髪長媛の間の子で履中・反正・允恭天皇の
異母兄弟。母さん違うから帝位につけなかったんじゃないのかな?
天皇三人組の母は磐之姫命:正妻(「記」には石之日売命:臣下の
建内宿禰の娘)

安康天皇は允恭天皇の子。雄略天皇は安康天皇と同母兄弟。



2.八釣白彦皇子(やつりしろひこのみこ)(「記」では八爪の白日子の王)

雄略天皇の同母兄。(母は、忍坂大中姫)



3.坂合黒彦皇子(さかあいのくろひこのみこ)(「記」では境の墨日子の王)

雄略天皇の同母兄。(母は、忍坂大中姫)



4.円大臣(つぶらのおおおみ)一族(「記」では都夫良意美)

葛城の豪族。頼って、逃げ込んだ眉輪王を雄略天皇の求めに応じず、
引き渡さなかった。わけで…漢一匹、円大臣。惚れる。
「紀」では焼死。「記」では

「持参金つけて娘なら差し上げましょう。(中略)しかし、古より
今に至るまでに、臣・連の、王の宮に隠ることは聞けど、いまだ王子の、
臣(やっこ)が家に隠りまししことを聞かず。ここをもちて思うに、
賤しき奴意富美(おおみ)は、力をつくして戦うとも、さらに勝つべきこと
なけむ。しかれども、おのれを頼みて、卑しき家に入りましし王子は、
死ぬとも棄てまつらじ」

かく白して(もうして)、またその兵を取りて還り入りて戦ひき。
しかして、力窮まり矢尽きぬれば、その王子に白ししく、

「あ(吾)は手ことごとく傷いつ。矢も尽きぬ。今は、え戦わじ。いかに」

その王子の答え詔らししく、

「しからば、さらにせむすべなし。今はあ(吾)を殺せ」

かれ、太刀持ちてその王子を刺し殺すすなわち、己が頸を切りて死にき。

……なかなか壮絶です。



5.市辺押磐皇子(いちのべのおしわのみこ)(「記」では市の辺の忍歯王)

履中天皇の子(母は、黒媛)祖父は仁徳天皇。雄略天皇とは従兄弟同士。


恵 |MAIL