「隙 間」

2005年09月18日(日) 素顔のひと時

再会。
そして、
束の間の胡蝶の夢――。
飾らない、力まない、他の誰でもない、自分。
本当は多少格好くらいつけるのもいいのかもしれないけれど……。
言うのも、言われるのも、あけすけなく、言える。
場所も時間も、関係ない。
ただそこに、そういう相手がいれば、それだけで、いい。
何かを求めるでもない、何かをするでもない。
ただ、同じ時間を過ごし、過ごした時間の破片を集めて、話すだけ。
そうして過ごした時間を糧に、また、ひとりずつに戻ってゆける。
胡蝶の夢――ではない。
紛れも無い、今、のひとつ……。


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