名古屋の真友が地元に帰郷。 奥さん、赤ちゃんの息子さんとも会ってきた。 大した母親、父親、ぶりだった…… なんだか不思議な感覚。 小学校一年から知っていた仲。高校以降は別々でも、何かにつけずっと顔を合わせてきた。 それぞれ違うとわかっていても、昔の感覚でいられる間柄。 気が付くと彼は夫であり父親になっていた。 オムツを替える後ろ姿を、ほのぼのと眺めている自分。 ひょっとすると、自分も同じようになっていたかもしれなかった風景。 でも、結果的に今は独り。それで良かったとも思う。今の自分とタラレバの自分とのギャップ。 目の前の幸福の原風景。 好々爺然と見入ってしまったって、いいじゃない。 お正月なんだもの。
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