出逢ってしまったかもしれない……。 そんな気がしている。 いったい何に??? それは人ではなくて、人なのかもしれない。 あん? 何言ってるの? つまりは……。 本。作家。 以前この日記の中でも紹介したけれど、「重松 清」という作家。 以前は「流星ワゴン」という作品を読んでいたく感動した。 今回、ぶらりと紀伊国屋に立ち寄ったはずみに、何気なく手にしてみた一冊の本。 短編集だったけれども、作家名は見ていなかった。 気がつくと一編読みきってしまっていた。 やばかった。 自分がしばし、現実の紀伊国屋の売り場ではなく、この本の世界の中にしか存在しなくなっていた……。 すぐさまレジに駆け寄る。店員に渡した時、初めて作家名が目に飛び込んだ……。 「重松 清」 「疾走」という作品が話題になっている。 もし、この作品を読んでしまったら、完全に打ちのめされてしまう気がしてならない……。 それほどの怖さすら感じる作品の書き手。同時にこの人の作品こそ、追いかけ続けるべきもの、のような気がする。
でも、ひょっとしたら単なる思い込み、かもしれないし、逆に強すぎて肌に合わなくなるのかもしれないけれど。 高級フランス料理よりも、下町のB級グルメの方が心地良いように……。 音楽に続いて、ついに作家の生涯の人が誕生するのか???
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