「隙 間」

2006年03月28日(火) 生涯の出逢い……

出逢ってしまったかもしれない……。
そんな気がしている。
いったい何に???
それは人ではなくて、人なのかもしれない。
あん? 何言ってるの?
つまりは……。
本。作家。
以前この日記の中でも紹介したけれど、「重松 清」という作家。
以前は「流星ワゴン」という作品を読んでいたく感動した。
今回、ぶらりと紀伊国屋に立ち寄ったはずみに、何気なく手にしてみた一冊の本。
短編集だったけれども、作家名は見ていなかった。
気がつくと一編読みきってしまっていた。
やばかった。
自分がしばし、現実の紀伊国屋の売り場ではなく、この本の世界の中にしか存在しなくなっていた……。
すぐさまレジに駆け寄る。店員に渡した時、初めて作家名が目に飛び込んだ……。
「重松 清」
「疾走」という作品が話題になっている。
もし、この作品を読んでしまったら、完全に打ちのめされてしまう気がしてならない……。
それほどの怖さすら感じる作品の書き手。同時にこの人の作品こそ、追いかけ続けるべきもの、のような気がする。

でも、ひょっとしたら単なる思い込み、かもしれないし、逆に強すぎて肌に合わなくなるのかもしれないけれど。
高級フランス料理よりも、下町のB級グルメの方が心地良いように……。
音楽に続いて、ついに作家の生涯の人が誕生するのか???


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