| 2006年10月14日(土) |
「トワイライト」と万博の思い出 |
重松清著「トワイライト」
を読んだ。 重松作品はやっぱり、いい。タイムカプセルを掘り出しに集まった中年の男女が、それぞれの現実の現在と過去に想像していた未来という現在と向き合う。 当時の担任だった先生が未来に残したメッセージ。
「あなたたちは今、幸せですか?」
……同じ言葉を今、自分にかけられたとして、みんなはどう答える? 昔の自分が、明るく希望に満ちた眼差しで目の前に立ち、真っ直ぐに自分を見つめながら、 「将来の自分は、こういう風になってるはずだと思っているんだけど、実際はどうなってる?」 その問いかけに、正直に今の自分の状況を胸を張って過去の自分に向かって答えられるだろうか。過去の自分の期待を壊さないように、うまく取り繕って安心させるだけのようなことを口にしていないだろうか。 自分だったらたぶん、過去の自分に向かって言うだろう。 「今、キミが思い描いている未来の自分は、本当にキミ自身で思い描いた将来なのかい?」 うーん、意地悪な答えだ(笑) 当時の流行や、周りのみんながそういうことを口にしているから、てな理由で安易に将来のことを考えていなかった? 野球をやっていたからプロ野球の選手、とか(苦笑)
今もし、未来の自分へ向けて手紙を書くのならば、みんなはどんな手紙を送るんだろう?
物語の背景にあったのが大阪万博と太陽の塔。 自分の記憶に残っているのは筑波万博なんだけれど、約二十年前にもなるんだね……。 「くるま館」の乗り物が一番印象に残っている。 父親と姉、そして母親と自分のペアで乗り込んで、スクリーンに合わせて身体を左右に揺らせてて(実際は傾いたりはしていない)、後で父親に馬鹿にされたんだよねえ。 あとは…… 3Dメガネの何かを観てビックリしてた記憶があるくらい。 こんなんだから父親に「どこへ連れてってやっても覚えてないんだから、やんなっちゃうよなあ」と、ぼやかれてしまう(笑) てか、小さい頃にいろいろ連れて行き過ぎだって……。
長編のネタ帳が、気づくと三冊目に突入している。 打ち込みはほとんどしていない……誰か無償で打ち込みやってくれる人いないかしら……。このままじゃ、下読みのお願いにもだせやしない(泣) 今日は 「6595」
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