ドクとまた文壇談義(苦笑) 「谷崎(潤一郎)は、晩年はちょっと……だよねえ。やっぱり中期のが面白いよ」 「谷崎ってまともに読んだことないんですよ。たしか伊豆かどこかの人でしたよね」 「関西にいた頃のがいいんだよ。といっても二回くらいいたと思うんだけどね」 「そうそう、熱海、でしたよね、たしか。関西にいたんですか……」 「そうそう、三島(由紀夫)の流れに川端(康成)がいるんだけど……」 「安部(公房)作品も私、好きですよお」 ドクと助手の女性と自分の三者三様に華を咲かせる……笑 「で、処方はどう?」 「あ、これとこれだけでいいです」 「あ、そう、これ、いらなくてすみそうなんだ。そりゃあ良かった。で、新作は書いてるの? 今度読ませてよ」 「ええ、まあ、今度……」
……こんな感じ(笑) 冬化粧の東京タワーを見上げながら、まあ、こんなもんか、と苦笑い。 現在の日本医学界に頼ったところで、今のところどうしようもないのだから、自分でその医師の知識を借りてやってゆくしかない。
セルフプロデュース?
仕事だけではなく、健康(?)まで生涯やりくりしなくてはならないなんて……ま、いっか(笑) 他の人には決してできないこと、と前向きに考えましょう。 他の人は、決してやらなくてすむことなんだけれどね(苦笑)
曰く、 「孫子(そんびん?)ともあろう方が、王に他国へ逃げ出さぬようにと足を切断され車椅子の身の上となり、さぞ、悔しいことでしょう」 孫子曰く 「どうして悔しいことがあろうか。これによって常人では気づくことのない別の世界を窺い知ることができたのだから、感謝こそするべきことだよ」
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