「隙 間」

2006年12月12日(火) 「親密すぎる打ち明け話」と、踊る〜……

「親密すぎる打ち明け話」
 を観た。
 フランス映画っぽく、静かで洒落た物語。
 人物がスマート。うじっとしたキャラのはずなのに、軽やか。
 他にもたくさんフランス映画を観尽くしたわけではないけれど、この作品は押しつけがましくもなく、突き放されたでもなく、心地よい距離感だったと思う。
 税理士がセラピストと間違われて始まった関係が、なぜそこまで物語が発展してゆくのか……苦笑
 演出とは、かくも素晴らしき力を持ったものだとは。

 と、いうのとは別の話で……笑
 なんだかやっぱり世間はニュースに満ちていて……。
 次から次へと、昨日までの悲劇は今日の悲劇にとってかわられてゆく。
 とことん、不平不満を煽るニュースが流れ、その行き所がなくなりはじめると、呆れるほど滑稽なニュースが流れてその方向性が変えられて。ひとつの悲劇がまた別の悲劇に主役を譲り、幕間にちょっとした喜劇が挿入される。

 果てしなく遠い過去から、おそらく絶えることなく繰り返されつづけている様々な事象を、拾い上げて伝えているのは人間であり、聞いているのも人間である。
 それぞれがその全てを見ることができないのだから、言われたこと、聞かされたことでしか知る(本当の意味での「知る」ことではないけれど)ことができない。

 視聴者は、やっぱり踊るしかない。

 踊るのではなくなったら、それはもう、視聴者ではなくなってしまうから。
 せめて、ちゃんとわかったうえで、踊って欲しい。
 そして、踊るように、したい。

 流されるのではなく、流れてゆきたい。
 
 ……。
 あっしぃあとぉさえぇ、のこぉせぇなあくてえぇもおぉ〜♪
(篠原美也子「Dear」より)

 最近、「Tokyo22:00」「なつかしい写真」を繰り返し聴いている。シャッフルでリピート再生(全150曲前後あるはず)しているはずなんだけど、なぜかこの二曲のところでだけ、聴き入ってしまう……笑

 今日は
「11834」


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