「隙 間」

2007年03月10日(土) 「格闘する者に○(まる)」

 三浦しをん著「格闘する者に○(まる)」

 を読んだ。

 昨年「まほろ〜」で直木賞を受賞した作家さん。
 うん、なかなか嫌いじゃないかもしれない。
 就職活動に奮闘する女性主人公の姿に、思わずくすりと微笑みながらエールを送りたくなる……て、どれだけ上目線じゃいっ!(笑)
 さいわいにも、新卒のときの就活ではあまり苦労しなかった。大手は狙わなかったし、いわゆる隙間を狙っていったし、運も良かった。

 昼過ぎにふらっとアメ横へ。
 久しぶりにじっくりとネタ書き。
 赤入ればかり、しかも主人公たちはみな低年齢だった。

 ふと、昨年プロットの走り書きだけで止まっていたネタを思い出し、夏用のネタにまとめようということにした。
 やれやれ、ようやく新しい主観の世界をのぞき見る快感をじっくり楽しめる……のか? 仕事しながら。今月末締切りのネタさえもまだ、赤入れの途中なのに(笑)

 そして帰り。
 夕方に、ぼへへ、と不忍池を渡る。途中、弁天様の境内で店仕舞いした「お好み焼き」の屋台のテントが。その前にふらら、と引き寄せられ、しばし、ぼへへ、と見つめ続ける。
「お好み焼き、食いてえ……」
 どんなに待っても屋台が開くわけでもなく、池を渡る涼しい風に、はっと我にかえる。
「帰ろ……」
 明日の昼間に寄って食ってやる、と決意。


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