「隙 間」

2007年09月01日(土) 「夕凪の街 桜の国」「純愛」そして超問題作品と滅亡まで……

 本日の映画一作品目から、これはヤバい……です、とりあえず。

「夕凪の街 桜の国」

 田中麗奈主演ということで、一日の始まりは爽やかに、と選んだのが、大間違いでした。

 これ、大豆ですから。

 これ、ヤバいですから。

 広島の、原爆の被爆者であった伯母と、その姪、二世代の二つの恋物語。
 とはいうものの、恋はただ全体を繋げるための要素に過ぎず、原爆の恐ろしさを押しつけるようなものでもありません。

 せつなく、くるしく、こみあげてくる。

 そんな作品です。

 立っているのがやっと。
 ふとした弾みで、膝の力がカクンと抜けてしまうかもしれません。

 言葉にしようとすると、それは全て陳腐なものになってしまうような気がして、それではいかんだろう、とやっきになろうとしてみたところで、やっぱりできなくて、呆然としてます。

 ガードレールに腰掛けて呆然としている私をよそに、それでも当たり前のように、雑踏は流れてゆきます。

 早く立ち直って次に向かわねば……。
 ということで夕方までに立ち直って二作品目、

「純愛」

 戦後の中国残留婦人の愛の物語。制作に八年だそうです。中国に小学校を建てようというプロジェクトだそうです。
 舞台挨拶がありました。

 見放されて逃げ延びようとしている日本人開拓団の新婚夫婦が、山奥の村に辿り着く。
 匿ってくれた老婆とそのひとり息子と暮らすことになり、やがて日本に帰ろうと列車に乗り込もうとするが二人は失敗し離れ離れに……。

 とあらすじを書き始めたらだめです。
 ぴあの満足度ランキング一位だそうですが、私には通じませんでした。

 一作品目の「夕凪の〜」が、やはり相当胸を占めてしまったのでしょう。

 今日のテーマが見えてきました。

 今さらですが、

「愛」

 です。

「恋」は妄想できても、
「愛」はそうはいきません。

 さあ、最後の作品に向かいます。

 この作品も、ある意味「愛」を描くもの、らしいです。とびっきり、アングラな……。

 敢えて三作品目のタイトルは伏せます。
「愛」ではなく「狂気」でしたから。
 約二十年振りのリマスターされての公開、その初日だったとのことで、舞台挨拶がありました。

 こんなに舞台挨拶に出くわすなんて、初めてです(笑)

 タイトルを伏せているせいではなく、内容も感想も伏せさせてもらいます。

 やはり約二十年とはいえ時代のギャップがあり、そのギャップを感じさせないだけのものではなく、またギャップが活かされているまでのもののようには感じさせられませんでした。

 ……。

 ネットで調べてみました。
 この作品を。

 どうにも、申し訳ないっす。

 そんなに超名作、超問題作、だったとは。

 故寺山修二さんも脚本をみて、「これが映画になったら事件だね」と親交のあったこの作品の監督と雑談の中で話していたそうです。

 毛色が私に合わなかっただけなのかしらん……?
 狭量なだけ?

 さて……。

 終電間際の渋谷、というより表参道。

 てか、地下鉄の最終電車に乗りました。
 久しぶりです。

 いつも徒歩圏内でしか行動してませんから。
 銀座までがかろうじてその範囲に入れてしまえるのが不思議だけれど、私の 徒歩圏とは、

 徒歩六十分

 ですから(笑)
 車社会との縁が遠くなり(遠ざからざるをえなくなり?)、すっかり定着してしまっています。

 徒歩でも、朝、と、毎日、は遠慮させていただきますが(笑)

 映画のはしご、ということでペットボトルのお茶ばかり飲んでました。
 なので、本当はせっかく渋谷くんだりまで出てきたので思いっきり食を満喫したかったのですが、そうはいきませんでした……。

 目方は落ち着いた数値を刻み続けています。
 質量的にはここらをキープさせてゆきながら、成分的に危険値を減少させてゆく方向へシフトしてゆきますか。

 脂肪滅亡まで、
 あと、一日……。


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