東京ドーム。 嵐のコンサート「コトバノチカラ」で女の子たちがごった返す中を、すり抜ける。 巨人軍各選手の今シーズンの抱負が書かれたパネルがそこかしこに貼られている。
「しっかりバントをきめるbyジェレミー・パウエル」
外国人選手がそれかいっ!
などとツッコミを入れたりしながら。
隣のラクーアでなにやら、
「……っちゅう〜!」
と鳴き声が聞こえ、覗いてみると、ポケモンキャラクターショーがやっていた。
ピカチュウ以外なにもわからなかった……汗 まあ、きゃいきゃいと頬を赤くして弾んでいるお子ちゃまたちを眺めていると、あったかくなる。 雨上がりの床タイルに足を滑らせて、
「ペッ、タタンッ!」
と転んだチビちゃんに、お母さんが慌てて駆け寄る。
「だからいったでしょ、もう」
泣き出すかと思いきや、ピカチュウのステージめがけて、キャキャとまた駆け出す。
「危ないから駆けないのっ」
チビちゃんの手を拭こうとハンドタオルをひらひらさせて追いかけてゆく。
「loop of smile」
頑張ろう……笑
週末にポテチひと袋、さらに、オリジン弁当(普通盛)に唐揚げをつけて食べてしまった。
久しぶりのこってりに、多少、血気回復を期待しつつ、やはり晩ご飯は蕎麦食、という習慣に馴染みを感じたりする……汗
マスを埋めようとしかできていないことに打ちひしがれ、愛想を尽かし、袋小路の壁を見上げる。
道標なぞ、あるはずが、ない。
ない道なのだから。
壁に触れ、耳を当ててみよう。 ひやり、とした頬の感触に目を醒ます。
壁を作るのは、ほかの誰でもない。 自分自身だ。
どこかの誰かの言葉。
壁がありゃあ、よじ登っても、壊しても、ないとこまでぐるっと回っても、いいんじゃん。
自慰、自戒のかたまりばかり……笑
逆光にかき消されないように、しなくては。
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