「わたし、今日でここから引き上げるんです。お世話になりました、これどうぞ……」
謎多き我らが職場のヴィーナス、テレ朝の野村アナ似のスーさんが、あいさつをしにきてくれました。
あいさつしながら、皆にクッキーを渡して回っていたようです。
「て、手作りですかっ」 「違いますよ、ちゃんと買ったやつですから。ほら、ちゃんとビニルでパッケージされてますし」(笑)
ちゅどーん。 その笑顔、永久にとっといて、よかですか?
「竹さんはいつまでですか?」 「ツーさん(彼女の上司でもある)が、もういらん、というまでです」 「ツーさん、もう半分くらい、ここから身を退こうとしてますけど」 「逃がしません、ぜったい」
スーさんからもらったクッキーはハート型でした。
もしや、これって……?
「愛……ですか?」 「そうなんです。感謝を込めて、お世話になった「皆さん」に」 「……そ、そうですよねっ。スーさんからの愛だなんて、みんなもったいなくて食べられませんよ、ぜったいっ。あ、でもこれが真っ二つに割れてたらショック、でしょうねぇ……?」 「……竹さんのそれ、割れちゃってました?」 「ん? だい……じょうぶ、です!」 「じゃ、貸してください」 「え……まさか目の前でパリーン、なんてサプライズするつもりなら、どうか遠慮させてください……」 「……残念。なんて言ってみたりして」 「いやあ〜っ……」
そうあいさつをすませたスーさんとわかれ、さあ愛をいただきましょう、とパッケージをそっと、中身を割ってしまわないように慎重に開いて……。
大きくそのまま口に頬張ろうと、ハートの肩をやさしく摘んだら……。
やさしく、音もなく、欠けて、いました。
「はうっ……」
……本気で、時間が止まりました。
五秒ほど。
「どうしたの?」
隣りのトールさんが声をかけてくれなければ、もっと、わたしは時間のはざまに落ち込んで、こちらに帰っていなかったかもしれません。
「いや、なんでもないっす」
せいいっぱいの、笑顔。 取り繕いました。
「ふうぅん」
そのまま仕事に戻ったトールさんを確認してから、大きくため息。
「だから、なに?」 「いやいや、これ(チェック)全部やるのしんどいなぁ、と」
そんな大きく、声に出てたのかっ(汗)
てか、
神さまっ。 わたしに、なんてひどい仕打ちをっ……涙
口のなかに放り込んで、ひっくり返そうとモゴモゴしたら、はぐっ、と口の上のとこに突き刺さるし。
これ、ほんとの話です。
小説の神さまが降りてきたのでしょうか……?
いぢわるっ。 書きます、書きます。 ちゃんと、 書きますってばっ!
どうにも、消化不良のせいなのかわたしの軸が定まりません。
揺れまくってます。 揺さぶられまくってます。
次回作のプロット片手に、今の形での手直し、をしてみてます。
飲み込まなきゃ消化できるわけがない、というわけです(汗)
早く消化しきってしまわねば……時間はすぐに過ぎていってしまいます。 迫ってきてしまいます。
次のための時間が……汗
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