長野まゆみ著「猫道楽」
タイトル買いしてしまいました。 重松さんの「きみの〜」と一緒に、だったので中身をあまり吟味せず。 ……ある種のヤオイの世界を舞台とした物語です。 猫シッターのアルバイトに猫飼亭を訪れた男子学生に、
「おや、三毛猫の牡が自らやってきてくれるなんて、珍しい」
と始まり、
「私がしているのは繁殖というより、飼育の仕事だよ」
と続き……ムニャムニャ(笑) といっても、そんな細かい描写はありません。 皆をその入口に導く、またはそちら側の人間なのだと気づかせるまで、です。
猫という言葉の持つ諸々の意味とタイトルの道楽という言葉と、そして作中の猫飼亭という言葉から、そんなことを思いつかなかったわたしの物知らずさを痛感しました(汗)
でも、わあきゃあ言うほどの内容だったとは思えませんでしたので、一般小説としてお読みいただけると思います。
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