「隙 間」

2008年10月19日(日) かっぽれよさこい「告発のとき」

「根津・千駄木下町まつり」

 江戸芸「かっぽれ」、札幌・土佐「よさこい」パレード。

 鳴子の小気味よいリズムがあるぶん、「よさこい」のほうが華やかに見えました……汗

 よさこいは、参加団体がイベント数の増加、メジャー化で若年層が増えていたり、衣装もそのために華やかでカッコ良かったりしていて、せりゃあしかたがないのだけれど(汗)

 根津神社の境内で、フランクフルト一本百円をいただき、からしにツンと目頭を熱くしながら、これだよこれ、と味わいました。

 さて。

「告発のとき」

 をギンレイにて。

 簡潔にいえば、

 イラク派兵、いや戦争というものがどれだけ異常世界で、麻薬的で、ひとをむしばんでゆくか……。

 というもの悲しさを伝えんがための物語です。
 トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン主演。

 ダイナーでハムエッグにトーストを食したくなりました……。

 イラク派兵の問題でほかにも勿論、深刻な問題があります。

 派兵されている女性兵士の三分の一が、母親です。
 補給部隊や後方での活動に限る、とされてますが、紛れもない「戦地」です。

 救援物資の配達で、嬉しそうに笑顔で集まってくる現地の子どもたち。
笑顔に手を振り応えようとしたそのとき。

 一番後ろで笑顔だった男の子が彼女に突如、背に隠していた銃を向けたのです。

 驚きよりも戸惑いよりも早く、訓練された通りに彼女の体は、意志とは全く関係なく銃を向け撃ちはなってました。

 彼女は帰国後、軍病院でPTSDの治療のため入院しています。

 自分の子どもを抱きしめたくても、愛していても、同じくらいの子どもをわたしは殺してしまった。
 そうしていなければ、わたしはここに帰ってきて、我が子を見ることも抱きしめようとすることもできはしなかっただろうとわかっていても。

 彼女は進んで派兵に加わったわけではありません。
 州が組織する州軍に、災害時に役に立ちたい、との思いで軍属となったのがはじまりでした。

 やがて、軍の「女性にも積極的に参加させ、クリーンなイメージと、女性の立場の向上を」との意向で、州軍の彼女らを拾い上げてゆくことになり、軍の給金で家庭を支えている彼女らは断ることもできずに派兵されるということに。

 日本人には関係のない悲しみや苦しみ。

 かもしれません。

 必要以上に、感情移入して反応して、なにかを思えとは言いませんし、言えません。

 でも、そんなわたしたちの日常にも、目を凝らし耳を澄ませると、無縁ではないことに気が付かされます。

 だからなんだって?

 なんでもないです。

 大言壮語したって意味がない。
 身の丈に合った世界で、目の高さで、目に入る視界のなかで、そこが幸せ……いや、そんな大層なものじゃなく、受け止められるだけの喜びや悲しみや苦しみだけですむことが、できればいいのです。

 などと(汗)


 < 過去  INDEX  未来 >


竹 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加