白日の独白
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2004年03月26日(金) 友達。

僕は基本的に人間嫌いなので、友達がいなくても余り困らない。
人間関係に1番敏感であるべき小中学生時代も、独りでも平気だった。
それは完全な『独り』ではなかったからかもしれないが。

『友達』はその複雑な状況とか縁とかが交錯して、偶然なるのかもしれない。
必然として、相手に僕が選ばれているのかもしれない。
少なくとも僕は『友達』を今まで選んでこなかった。
唯『そこに居る人間』と付き合ってきた。

今頃になって『友達』を選ばなかったことを後悔している。
僕が欲しいのは「恋人が友達とばっかり遊んで相手してくれない」等という話ではない。
「面白い本を見つけた」と言ってゴーリーを貸せるような相手。
そんな『普通の人』は沢山いるはずなのに、僕にはいない。

ほんの少し後悔しているし、ほんの少し悲しい。


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