白日の独白
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2004年03月28日(日) 足音。

僕は歩くのが物凄く早い。
小学校から僕の家が1番離れていたので、友達を1人ずつ拾って行くと何時も遅刻ギリギリだった。
僕は規則を破るのが嫌いで、走るのが嫌いで、でも誰も捨てられなくて、妥協点が早歩き。

そんな話を貴方にした。
「昔からひきこもりや不登校のコを引き摺り出していたの?」と貴方は言った。
変なの。僕は今はまだそんなことしていないのに。
そういえば階段を降りてこないコを、1年間毎朝迎えに行っていたことを想い出した。
でもそれは中学生の時の話。

「今みたいに早歩きじゃない時は、足に羽根が生えているみたいに歩くね」
そう言ったのは、貴方でふたり目だよ。



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