変化の為には必要なのだと僕は言い聞かせている。貴方は只管過去のことを話し続けている。捨てる為に、記憶を整理する必要がある。いるものといらないものと。捨てるものと捨てられないものと。記憶も荷物と変わらない。結局は何も捨てられなくて、変わり映えのない生活が再び始るだろう。何かが変わるような、何かを変えられるような気がするに過ぎない。例え裏切られたとしても、誰も何も責められない。期待するのは貴方の、そして僕の勝手ですから。