ベイビューを一緒に眺めているのに、僕達は何時も独りのままだ。それはとても気楽で、僕の望んだ通りの関係。けれど一方で、僕は満ち足りなさを何時も何時も抱えている。此れは僕の解決すべき問題。誰とでも何度でも繰り返しているのだから、誰の所為でもない。僕を満たしてくれる『誰か』は絶対に現れない。僕自身が変わればいいだけの話。