白日の独白
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2004年07月20日(火) カセクシス。

眼が合った。
そして暫しの沈黙。
初めに逸らしたのは君。

君は恐ろしいモノを見たようだ。
眼を逸らすだけでは足りなくて、母の乳房に逃げ込んだ。
怖いモノ見たさ
時折視線を上げては直ぐに逃げ出すのに、目を瞑ることは出来ない。
母は気付こうともせずに「甘えん坊」と笑っていた。

君もそうやって大人になるよ。
理解はされなくても、君には逃げ込む場所が『今』はある。
けれどそれも直ぐになくなるだろう。
だからこそ、その乳房の暖かさを忘れないで。


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