白日の独白
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2004年07月15日(木) 『果て』以前。

天井をゆろゆろと這っていた風船が、気付くと小さく萎んで床に寝そべっているように。
張り詰めていた気持ちが、少しずつ少しずつ抜けていたことに気付かなかった。
もう少し待てば結末は同じになるのに、自らの手で止め具を外してしまった。
『あと1回』
つまりまだ終ってはいない。

真っ白な砂浜は消え失せて、此処にまで汚れた水が。
そして『悪魔』が僕の顔を覗き込んだ。
はての浜へ行く夢を見た。


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