白日の独白
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2004年12月12日(日) 耳をすませば。

朝は右耳にいた小人達がお昼過ぎから左耳に移ってきた。
ヒソヒソ話なんだけど、皆一斉に話すから五月蝿くて仕方がない。
『嗚呼、具合が悪いんだな』と想ったけれど我慢した。

彼女と駅で待ち合わせて、一緒におでんを食べてから帰った。
自転車の後に彼女を乗せて、彼女の歌を聴いた。
彼女は他の男の子が大好きで、僕は誰のことも好きじゃない。
でも、彼女がいるから僕は頑張れているんだと想う。

彼女と一緒にいる時、僕は小人達の声を聴かないで済むような気がする。


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