君と見た『外界』の風景は本当に光って見えたんだ。風が強くて息をするのも苦しい位、僕にとって特別な日だった。だから二度と君に会いたくなんてなかったんだ。だって君は相変わらずマトモで、それに綺麗で。幸運と時間を喰い潰して磨り減らし続けている僕とは違くて。惨めで弱い姿を君に晒して息が止まりそうだった。こんな偶然なんていらないよ。