白日の独白
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2006年06月23日(金) ある朝の風景

僕が一人暮らしをしていたとしたら、とっくの昔に社会から脱落したに違いない。
朝、身支度を整え鞄を抱え靴を履いたのにも関わらず、玄関で蹲って外に出れない日がある。
母に「休みなさい」と言われてやっとのろのろと動き出してベッドに倒れ込んだりする。
僕は母の許可がないと本当は動けないのかもしれない。
許可を与えてくれる人がいなくなったら、自分の行動を統制出来なくなりそうだ。
これは死活問題じゃないのだろうか。
だって僕は過去を振り返ることが可能な位、生きてきたのだから。


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