白日の独白
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僕、また此処にきちゃったよ。 君には他に行く所なんてないからね。 僕の話を誰かに聞いてほしかったんだ。 君は大して弱くないのに強がるのを止めてみたら。 僕だって一応馬鹿じゃない。 君は利口でもないけれど。 僕じゃ駄目だって事くらいわかってる。 君はどうして駄目なのかはわかっていない。 僕、また気休めに手首でも切るのかな。 君はそれが気休めにもならない事を知ってるね。 僕も時には助けて欲しい時があるんだ。 君のそれは自己憐憫に過ぎなね、残念ながら。 僕は大丈夫なんだって言って欲しいのはいけないのかな。 君を慰められるのは君しかいないと想うけれど。 僕、このままじゃ死ぬしかなくなっちゃう。 君は途中で投げ出すことなんて出来ないよ。 そうだろうか? だから此処に来たんだろう?
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