白日の独白
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2007年10月19日(金) 砂を食む。

僕、また此処にきちゃったよ。
君には他に行く所なんてないからね。
僕の話を誰かに聞いてほしかったんだ。
君は大して弱くないのに強がるのを止めてみたら。
僕だって一応馬鹿じゃない。
君は利口でもないけれど。
僕じゃ駄目だって事くらいわかってる。
君はどうして駄目なのかはわかっていない。
僕、また気休めに手首でも切るのかな。
君はそれが気休めにもならない事を知ってるね。
僕も時には助けて欲しい時があるんだ。
君のそれは自己憐憫に過ぎなね、残念ながら。
僕は大丈夫なんだって言って欲しいのはいけないのかな。
君を慰められるのは君しかいないと想うけれど。
僕、このままじゃ死ぬしかなくなっちゃう。
君は途中で投げ出すことなんて出来ないよ。
そうだろうか?
だから此処に来たんだろう?


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