for want of a better word
DiaryINDEXpastwill


2004年02月17日(火) 公園でブランコに座って

悩み続けるにはあまりにも大変な時期で、その子が帰るときに追いかけていって話をしようと誘った。
公園で僕らは話した。僕は自分の告白に対してちゃんと答えてくれていないと言うことをいった。
彼女はこう答えた。拒否しなかった私も悪いけど、付き合ってもいないのにキスとかしてくる人を信じることは出来ない、と。僕は自分の軽はずみな行動が自分の恋を終わらせたということがわかって悲しかった。

僕は色々な自分の気持ちを話した。僕がいくら抱きしめても抱きしめ返してくれなかったこと、信頼を失った瞬間がショックだったこと、話を聞いてるうちに自分の恋は叶うことはないというのがわかったこと、その矛盾の中でキスしたこと。
彼女は僕の告白を本当だったかどうか聞いた。僕は2時間のキスで、言葉を用いるよりも自分を表現した、本当に愛したと答えた。

彼女は後悔していると言った。僕のキスを拒まなかったこと、ナンパじゃなくちゃんと知り合った僕とはそういう関係になるべきじゃなかったということ。
彼女はナンパされて知り合った3人のうちの一人が好きだと思うと言った。まだ曖昧で付き合うとかは言えないけど、それ以外の二人とは連絡を切るつもりだと言った。彼女は謝った。

僕は自分の思ったことを全部吐き出そうと思った。彼女には酷だとわかっていながらも僕は話した。そんなに謝るんなら付き合ってくれ、今は好きじゃなくてもだんだんと俺を好きになってくれ。彼女は付き合うということが怖いからそれは出来ないと言った。僕は往生際が悪いからと先に言い、俺がこれから頑張れば付き合える可能性はあるかと聞いた。彼女は絶対とは言えないけど、無いと言った方がいいんだよねと言った。

僕はもうナンパされても話したりキスを許したりしちゃダメだよと言った。彼女は謝った。わかったと言った。

僕は改めて自分がどんぐらい好きだったか話した。それから君は優しいから、ナンパを無視したり嫌と言うことが出来ないからそれが心配だと言った。多分今後も彼女はしょっちゅうナンパされるだろう、心配でしょうがない。
彼女は目に涙を浮かべながら僕に謝った。僕はあまり気にしないで良いよと言いかけて、気にしなきゃダメだけどと言った。

僕は昨日の夜の経験が色々な初めての体験だったと言うことを話した。僕の中では高校生活最後の恋で、とてもとても大切な思い出だから、ずっと友達でいてくれと言った。僕は彼女と握手した。長い握手をした。

僕の恋は終わった。ちょっと苦いけれども、とっても大切な思い出が出来た。一つ大人になれた気がした。
明日からは制作に集中できそうだ。後二週間半で受験だ。


じゃがいも |MAILHomePage

My追加