白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2002年12月13日(金) 物語の体操

こんばんは。お元気ですか?桂子です。

本日のヒット。
「物語の体操 みるみる小説が書ける6つのレッスン」(大塚英志著)
前々から複数の人に薦められていたのだけれど、
創作をしない自分が読んでも…とちょっと迷っていた。
が、ここにきて思いもかけず創作を始めたこともあり、
ようやく手に取り読んでみた。


……面白い。


小説の書き方を徹底的に方程式化・マニュアル化することで、
「誰にでも小説は書ける」と言い切り、それを自分の生徒の例で実証している。

「タロットのようなカードをシャッフルして幾つものストーリーを作る」コツ、
「村上龍など既存の小説家になりきって小説を書く」コツなど、
文学界の人が見たら卒倒するに違いない、びっくり仰天の内容である。

うーんラディカル。


同人誌や二次創作についての言及もあり、面白かった。
(彼は「や○い」や「高河○んブーム」などについても他書で解説しているその筋の専門家だ。)


けれど、「全てをマニュアル化したところで、
それでも夏目漱石や村上春樹のような作品に近づけない何かが残るなら、
それこそが「文学」の真の価値だろう」というくだりこそ、
彼が本当に言いたいことなのだろう。

これからも圧力に負けないで、がんばって持論を展開していただきたいものだ。


…ちなみに。披露されていた「みるみる小説が書けるコツ」だが、
どうも自分には適用が難しいようだった。
…どれも準備がたいへんなのだ…(…)


そんなへたれなわたくしは、これからも萌えと愛だけを手がかりに、
えっちらおっちら書いて行くのであろう。(ちょっと遠い目)


萌えというと、今日は以前に見つけていた、白虎ほかのイラストサイトさまに
ゆっくりひっそりお邪魔してみた。
TOP絵の幸ちゃんがとっても美人でぼ〜っと見惚れ、
4人白虎イラストにくすくすと笑い、
友鷹シリアスイラストにほえええ〜っと瞳をハートにしていたら、
同人活動のコーナーになんと「幸鷹×鷹通」本の発行予定があった。
…うわああ!!

嬉しい〜まだまだ電脳の世界には、素敵なサイトさまがたっくさんあるのですね!
がんばって探検してみよう!と決意を新たにした夜でした。


私信:Rさま
「ラ○通&は○通 クリスマス special」のイラストと漫画を拝見しました〜!
すっごい素敵!漫画も最高!友さんの「ふっ…」にやられましたようーっ(号泣)
ああ、もう私大ファンですーーーっ!!(どうどう…)


ではでは今日はこのへんで…。おやすみなさいませ〜。


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