白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2003年06月18日(水) 室内旅行

創作をしていた間、あまり本を読んでいなかったので、
ここのところまとめ読みをしている。

池澤夏樹の「室内旅行」。
彼の読書録である。
本の最初の一文が、「読書と旅はよく似ている」。
…うーんやられた。いきなり入る。はめるのがうまい。この方は…
ある方にお勧めいただいた、彼の国憲の本も面白そう。読んでみようかな。


「心洞」を読み終えた。
お目当ての君は健在。
そして描写がとっても派手だった。
五○さんは本当に…サーシャが好きらしい(笑)。


今日は野ばらさんの新刊が出ていたので買って嬉しく読んだ。
なんと天草四郎もの。すっごいなあ…そう来たか…
三○堂書店で平積み扱い。大きなPOPもついていて、
ちょっとびっくりした。
もう少し長くても良かったなあ。もっと二人の関係を…


自分の文はスピードはないし読点句点を多用するけど、
読むのはすらすら流れるような流麗な文が多いよう。
どうしてなんだろう…

言葉単位のリズムじゃなくて、文節単位で息継ぎができる、
文章の力がほしい…

リズムで思い出したのだけど、金田一○彦がかなり昔にN○Kの番組で、
日本語の歌をいろいろ歌い、「これは文節とリズムの切れ目が合っていますね。
これは合っていないですね」という風に、解説をしていたらしい。
うーん面白そう…


ああ、とりとめもなくすみません…
ではではまた〜。


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