白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2003年12月29日(月) 冬の童話

夜中に年賀状をポストに出しに行ったら、男の人が4、5人ほど、
前のほうから歩いてきて、
「火のぉ用心 かち かち」と拍子木を鳴らして後ろのほうに
去って行きました。

「おお、夜警だ〜。冬だねえ」と
なにやら嬉しい心持ちで、ひょいと夜空を見上げたら、
オリオンが静かに光ってました。

俳人さんなら一句なり、ひねっていそう夜でした。


俳句。私が尊敬する日本語の達人の女性は、
句作を趣味になさっているのですが、
前に「詩や短歌はどうなのですか?」と訊いてみたところ、
「詩や短歌は読むのはいいけど作るのは
だめなの。私には長すぎるみたい」と仰って
そうなんだ…と驚きました。
俳句の長さって、読む人が同じ解釈をするのが
ほとんど難しいくらいにぎりぎりに削られた文字数なので、
すごく大変じゃないかと思うのですが、「それがいい、
それでいいんです」と仰っていて、これも驚き。

「読む人が自由に解釈してくれればいいのよ。
だから、私の本を読んで感想をくださる方は、
みんな好きな句が違っているのね。○○さん(桂子)が
くれたお便りで好きな句を選んでくれていたのを見て
『ああ、こういうのが好きなのねえ』とわかって楽しかったわよ」
と微笑んでおられました。

池澤夏樹はかつては詩も、結構書いていましたが、
「僕には詩は短すぎた」と詩集のコメントで述べていて、
これはまた正反対だなと思いました。

表現したいことによって選ぶスタイルが変わるのですね。

私は創作を一年ほど書いてみて、短いほうが楽のようです。
おかしいですね。日記とか手紙はすごく長くなるのですが
(アナログ直筆の年賀状、ついつい長くコメントを入れたら
右手が死にました…)
創作はいよいよ淡白に。

そして十八禁と銘打ちながら、アドヴェントカレンダーなんて
「対象年齢3歳以上」のノリになってまいりました。
総ルビふったら児童書になりそうです(泣)
そんなお子様なものでも読んでくださって本当に
ありがとうございます。(萌え要素ゼロですのに、
それなりにカウンターが回っておりますようで…
感激しています)

24日分は序章という感じで本日アップしております。
次で恐らく最後です。
「モモちゃんシリーズ」が大好きだった桂子の、
今また「誕生日の子どもたち」という外国の短編集に
はまりまくっているわたくしの、童心満載な創作ですが、
お付き合いいただければ幸せです。

では、長くなりましたがまた〜。


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