夜中に年賀状をポストに出しに行ったら、男の人が4、5人ほど、 前のほうから歩いてきて、 「火のぉ用心 かち かち」と拍子木を鳴らして後ろのほうに 去って行きました。
「おお、夜警だ〜。冬だねえ」と なにやら嬉しい心持ちで、ひょいと夜空を見上げたら、 オリオンが静かに光ってました。
俳人さんなら一句なり、ひねっていそう夜でした。
俳句。私が尊敬する日本語の達人の女性は、 句作を趣味になさっているのですが、 前に「詩や短歌はどうなのですか?」と訊いてみたところ、 「詩や短歌は読むのはいいけど作るのは だめなの。私には長すぎるみたい」と仰って そうなんだ…と驚きました。 俳句の長さって、読む人が同じ解釈をするのが ほとんど難しいくらいにぎりぎりに削られた文字数なので、 すごく大変じゃないかと思うのですが、「それがいい、 それでいいんです」と仰っていて、これも驚き。
「読む人が自由に解釈してくれればいいのよ。 だから、私の本を読んで感想をくださる方は、 みんな好きな句が違っているのね。○○さん(桂子)が くれたお便りで好きな句を選んでくれていたのを見て 『ああ、こういうのが好きなのねえ』とわかって楽しかったわよ」 と微笑んでおられました。
池澤夏樹はかつては詩も、結構書いていましたが、 「僕には詩は短すぎた」と詩集のコメントで述べていて、 これはまた正反対だなと思いました。
表現したいことによって選ぶスタイルが変わるのですね。
私は創作を一年ほど書いてみて、短いほうが楽のようです。 おかしいですね。日記とか手紙はすごく長くなるのですが (アナログ直筆の年賀状、ついつい長くコメントを入れたら 右手が死にました…) 創作はいよいよ淡白に。
そして十八禁と銘打ちながら、アドヴェントカレンダーなんて 「対象年齢3歳以上」のノリになってまいりました。 総ルビふったら児童書になりそうです(泣) そんなお子様なものでも読んでくださって本当に ありがとうございます。(萌え要素ゼロですのに、 それなりにカウンターが回っておりますようで… 感激しています)
24日分は序章という感じで本日アップしております。 次で恐らく最後です。 「モモちゃんシリーズ」が大好きだった桂子の、 今また「誕生日の子どもたち」という外国の短編集に はまりまくっているわたくしの、童心満載な創作ですが、 お付き合いいただければ幸せです。
では、長くなりましたがまた〜。
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